法人カードのおすすめ
法人カードUPSIDERの機能や評判を解説!審査なしプランもあり
投稿日:24.10.23
更新日:24.10.23
法人カードUPSIDERの人気の理由は、最大10億円という高額な利用限度額と年会費無料で何枚でも発行できる利便性です。
また、会計処理をラクにできる多彩な機能や、最大2,000万円の不正利用補償があります。本記事では、UPSIDERカードの仕組みや使い方、メリット・デメリット、審査について徹底解説します。
UPSIDERカードのメリット
- 年会費・手数料無料で発行枚数無制限
- 利用限度額は最大10億円
- ポイント還元率1.0%〜1.5%
- カードごとに支払い先や限度額を設定できる
- 領収書を自動で回収し、該当の決済と紐付けてくれる
UPSIDERと一般的な法人カードの違い
決算方式 |
|
後払い式 |
---|---|---|
与信審査 |
|
審査あり |
ポイント還元率 | 1.0%〜1.5% | 0.3〜1.0%程度 |
発行枚数 | 無制限 | 数枚~20枚程度 |
利用限度額 | 最大10億円 | 数百万円 |
1枚のカードに対する利用者の制限 | 複数人で利用可能(カード保有者以外でもメモや証憑をアップロードできる) | カード名義人以外は使用不可 |
明細の確認 | すべてのカードの明細をひとつの管理画面で確認できる | 各カードのIDとパスワードを入力して確認 |
申し込み条件 | 法人のみ
※個人事業主は発行不可 |
個人事業主・フリーランス・法人など |
カードの発行 | 最短3営業日
*バーチャルカードの追加発行は即時発行が可能 |
数週間程度 |
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
UPSIDERとは?会社概要や基本情報
UPSIDERカードがおすすめの企業
- 事業を大きく成長させる上で、法人カードの利用限度額に余裕を持たせておきたい
- プロジェクト別や社員用に、複数の法人カードを発行したい
- 経理の負担を軽減したい
- カードの不正利用の発生をできるだけ防ぎたい
- 審査なしで法人カードを利用したい
UPSIDER
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
特長
- 最大10億円の利用限度額
- リアルカード・バーチャルカードともに何枚でも年会費無料
- 電子帳簿保存法対応
- インボイス制度に対応
- カードごとに支払い先や限度額を設定できる
UPSIDERの会社概要
法人カード「UPSIDER」を発行しているのは、株式会社UPSIDERです。
法人間決済サービスの企画・運営事業をおこなっており、法人カード以外にも請求書払いのサービス「支払い.com」も提供しています。融資に関するサービスの新規設立やAIチャット形式の業務効率化ツールのリリースを予定しているなど、成長が著しい企業です。
「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに掲げ、法人カードUPSIDERの利用社数は60,000社を超えています。
会社名 | 株式会社UPSIDER |
---|---|
事業内容 | 法人間決済サービスの企画・運営 |
代表者 | 宮城徹、水野智規 |
資本金 | 87億9,400万円(資本準備金等を含む) |
本社所在地 | 東京都港区六本木7-15-7 |
問い合わせ先 | 問い合わせフォーム |
出典:振込も、請求も、調達も。お客様の成長を支える、次の1~2年の挑戦について。 | UPSIDER共同創業者 宮城|note
UPSIDERには審査なしで発行できるプランもあり
UPSIDERが他の法人カードと大きく異なる点は、プリペイドカード(前払い式)とクレジットカード(後払い式)の両方を利用でき、切り替えることができることです。また、事前に保証金(デポジット)をカード会社に預ける「保証金プラン」を選ぶこともできます。
スタートアップ企業にとってネックとなる与信審査は、プリペイド式またはデポジット式を選択すれば審査なしで発行可能です。その後事業が軌道に乗ってきた段階で後払い式のカードを発行*することで、キャッシュフローを確保できます。
事業拡大を目指す企業に対して法人カードの利用上限額が事業成長の足かせにならないような配慮があり、上限額は最大10億円という高額設定です。
*後払い式のカード発行の際は審査があります。
決算方式 |
|
---|---|
与信審査 |
|
発行手数料・年会費 | 無料 |
発行枚数 | 無制限 |
1枚のカードに対する利用者の制限 |
|
ETCカード | なし |
ポイント・マイル |
|
旅行傷害保険 | なし |
利用限度額 | 最大10億円 |
API連携の会計ソフト |
|
API連携できるその他サービス | Slack連携機能 |
締め日・支払日 |
|
支払口座 | 口座振替(※口座振替適用までは銀行振込) |
明細の確認 | すべてのカードの明細をひとつの管理画面で確認できる |
電子帳簿保存法 | 無料で対応 |
3Dセキュア認証 | 対応 |
最短発行 |
|
申し込み条件 |
|
必要書類 |
|
*提出は、すべてWeb上で完結
出典:UPSIDER公式「アカウント開設手続き「取引時確認」について」
UPSIDER公式「アカウント開設までどのくらいかかりますか?」
UPSIDERカードの仕組みと機能
前述したとおり、UPSIDERカードにはプリペイド式と後払い式があります。しかし決済方式が異なっても、受けられるサービスは変わりません。
そして、一般的な他の法人カードにはない多彩な機能を有しています。それらの機能を把握・活用すれば、ビジネスを飛躍させる最強の法人カードになるでしょう。UPSIDERカードの仕組みや便利な機能、使い方について解説します。
- 発行できるカードは3種類
- 経費管理がラクになる多彩な機能
- Slackで信憑をアップロードするとUPSIDERの管理画面に反映される
UPSIDERカードの仕組みや機能を解説!
発行できるカードは3種類
UPSIDERカードには、発行できるカードが3種類あります。それぞれの特徴は下記のとおりです。
オンデマンドカード |
|
---|---|
バーチャルカード |
|
リアルカード |
|
バーチャルカードとオンデマンドカードは、管理画面の新規カード発行ページにおいて、ワンクリックで発行できる仕組みです。プロジェクトにおいて急遽多額の広告費が必要になった場合でもスピーディーに支払いでき、業務を妨げません。
またカード自体が実在しないため、紛失や盗難のリスクがなく、従業員や業務委託の人にも安心して何枚でも発行できます。利用用途を限定したい場合は、有効期限と利用限度額が設定できるオンデマンドカードが向いているでしょう。
リアルカードは、一般的なクレジットカードのように、実店舗やオンライン決済どちらでも使えます。
▼リアルカードのパッケージ
UPSIDERカードはリアルカードの発行もスピーディーで、最短当日に発行され郵送で届きます。
届いたら付与番号を与えるだけで使用可能になるため、余分に発行し、万が一のときにすぐ使用できるように準備しておくのもひとつの方法です。もし紛失・盗難にあっても、管理画面ですぐ利用停止できます。
経費管理がラクになる多彩な機能
UPSIDERを法人カードとして利用すると、経費管理が驚くほどラクになります。どのような機能があり、なぜ経費管理がラクになるのか、具体的な機能をもとに解説します。
- 明細データをリアルタイムで確認できる
- カードごとに支払い先や限度額を設定できる
- freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携できる
- iPhoneアプリで手軽に領収書を登録できる
- 請求書を自動で回収し決済と紐付けできる
経費管理がラクになる5つのポイント
1.明細データをリアルタイムで確認できる
UPSIDERの利用者管理トップ画面
UPSIDERカードは明細データがリアルタイムで管理画面に反映され、どのカードがどこで・なにを・いつ・いくら決済したかをひとつの管理画面で見ることができます。
「カード権限」により一般社員も特定のカードの管理や閲覧が可能です。
カード権限とは
UPSIDERの「カード権限」は、カード保有者以外の一般ユーザーでも、そのカードの管理・閲覧ができる機能です。
チームリーダーが自チームのカード情報を管理したり、別のユーザーが決済情報を追加したりするケースに対応しています。チーム内でのより効率的な管理を可能とした機能です。
出典:UPSIDER、ガバナンス強化・業務効率化目的で、大規模な組織向けの権限機能をリリース|PR TIMES
一般的な法人カードは、各カードの暗証番号を入力して、それぞれのログインページに入らないと明細がわかりません。また、決済が明細データへ反映されるのはおよそ2日~2週間後で、不正利用があった際すぐに気づくことが難しい場合もあります。
UPSIDERカードなら、万が一不正利用があった際でもすぐに発見しやすいでしょう。管理画面からクリックするだけで利用を停止することもできます。そのほかにも、経理担当がカード番号を毎回入力したり、カード利用の報告を逐一する必要がなくなります。
2.カードごとに支払い先や限度額を設定できる
UPSIDERなら、バーチャルカード・リアルカード・オンデマンドカードすべてにおいて、カードごとに決済できる利用先や限度額を設定できます。
例えば上記画像のとおり、カードごとに細かく利用制限をかけられるため、UPSIDERカードのなかで予算管理もおこなえます。
- 月間リミット
- 日時リミット
- 取引先あたりのリミット
- 利用先
- 通貨
カードごとに設定できる項目
3.freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携できる
会計ソフトと連携可能なので、UPSIDERカードによる決済は、仕訳までほぼ自動化できます。API連携できる会計ソフトは、下記のとおりです。
- クラウド会計ソフト・MA1
- freee会計
- マネーフォワードクラウド会計
- PCAクラウド会計
- ジョブカン会計
- 弥生会計オンライン
- 勘定奉行クラウド
- フリーウェイ経理Pro
- FX4クラウド
API連携できる会計ソフト
出典:UPSIDER公式|法人カードと会計ソフトの連携方法を徹底解説!連携可能な会計ソフト一覧・連携できない原因も
UPSIDERの管理画面にアップロードされた証憑データも同時に会計ソフトに連携できるため、仕訳や証憑データをアップロードし直す手間がありません。つまり仕訳と証憑データの紐付けは、ほぼ自動化できるようになります。
4.iPhoneアプリで手軽に領収書登録できる
UPSIDERにはiPhoneとAndroid、それぞれに対応したアプリがあり、アプリを利用することで領収書の登録が撮影とアップロードというたった2ステップで完了します。
タクシーや飲食店などで紙の領収書を受け取ったときでも、アプリがあればスムーズにアップロードできます。
さらにUPSIDERは電子帳簿保存法に無料で対応しているため、問題なくアップロードできていれば紙の領収書を取っておく必要はありません。
そのうえ電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているかの判定も自動で行われるため、膨大な紙の領収書の管理から解放されるようになるでしょう。
5.請求書を自動で回収し該当の決済と紐付けできる
「請求書自動回収機能」は、請求書をメールから自動で回収し、該当の決済と紐付けてくれる機能です。
具体的には、まずカードごとに発行した請求書回収用のメールアドレスを、利用するWebサービス(サーバーやネットショップなど)の請求メール送付先として設定します。すると、UPSIDERがWebサービスの請求書を自動で回収するため、該当の決済との紐付けが簡単にできます。
一般的な法人カードでは、請求書を都度ダウンロードして処理していく必要がありますが、UPSIDERならメールが届いたらその作業は不要です。自動的にアップロードされることで、証憑提出の漏れがなくなり、証憑を回収する作業もありません。
Slackで証憑をアップロードするとUPSIDERの管理画面に反映
UPSIDERカードはSlackと連携でき、Slackで証憑をアップロードすると、即時にUPSIDERの管理画面に反映されます。
具体的には、証憑を添付したい決済に対し、スレッド内で証憑の画像をアップロードするだけで、UPSIDERへの登録が完了します。上記の画像のとおり、Slackの任意のチャンネルに任意のカードの決済(複数個含む)を設定し、どのようなタイミングで通知するかも設定可能です。
またUPSIDER側から「証憑をアップロードしてください」といった通知を飛ばせるため、経理から証憑を催促するようなシーンは格段に減るでしょう。
▼Slack上にカードの利用日時・利用者・利用先・金額などの情報がリアルタイムに通知される
Slack上に実際に届いた通知画面
Slackを導入している企業であれば、普段のチャットと同じような感覚で証憑をアップロードでき、経理側もスムーズに業務を進められます。「〇〇さん、この決済の領収書まだですか?」のようなやり取りがなくなります。
UPSIDERカードを利用中の企業の評判
実際にUPSIDERカードを利用している企業の評判は最も気になるところですよね。公式サイトに掲載されている利用者の声を引用します。
広告出稿額も増える中、以前使用していた法人カードの限度額にはもともと不安を感じていました。そうした中、とあるサービスで大きめの支払いが急遽必要になり、UPSIDERさんに「すぐに使いたい!」と相談したのがきっかけです。(中略)
即対応いただけ非常に心強かったですし、限度額は従来のカードと比較して23倍になりました。
引用元:株式会社YOUTRUST|UPSIDER USER SORY
月初1営業日には、前月使った明細がすべて会計ソフトに入ってきているので、これまでのように明細が反映されているかを何度も確認しなくてもよくなったんです。これで、かなり月次決算は早期化できたんじゃないかなと思っています。
引用元:株式会社TENTIAL|UPSIDER USER SORY
会計処理や管理上、法人カードは用途別に分けて使用していたほうが便利なんです。何にどれぐらい費用を使っているかもわかりやすいですし、会計ソフトへ連携する際の仕訳もしやすいためです。(中略)
UPSIDERカードに変えてからは、用途別にカードを分けて発行できるのでとても助かっています。弊社では10枚近くのリアルカードを発行していますが、月間の限度額をカードごとに設定できたり、実店舗で利用しないものに関しては、「実店舗利用のロック」をかけたりもできるので、カードが複数あっても統制が取れている状態です。
引用元:株式会社クラス|UPSIDER USER SORY
導入企業インタビュー
クレカビズ編集部では、UPSIDERカードを利用している企業に取材を行いました。実際の使用感について詳しく聞いていますので参考にして下さい。
導入企業インタビュー
- IT企業 社員:約300名 東京都
- 3ヶ月程前からUPSIDERカードを利用中
- インタビューに答えてくださった方:経理担当 Kさん
ーUPSIDERカードの導入経緯から聞かせてください。
弊社社長がUPSIDERの評判を他の多くの企業から聞いていたことから、発行を検討しました。導入の決め手となったのは無料で複数のカードを発行できる利便性と、審査に通れば高額な利用限度額が可能になることです。
決済額が大きく、1枚の法人カードでは利用限度額をすぐに超えてしまうため、これまでは複数枚の法人カードを発行して限度額の範囲内で使い分けていたんです。ですがUPSIDERに切り替えたことで限度額が高額になり、UPSIDERカードだけで必要な決済ができるようになりました。会社全体の経費の流れを1つの管理画面で把握できるようになり、たいへん助かっています。
ーUPSIDERカードには様々な機能が付帯していすが、活用していますか?
はい。Slack機能がとても便利です。社員がカードを利用するとその社員宛てに「証憑データをアップロードしてください」という連絡がSlack上に届くんです。申請は通知のあったSlackにそのまま領収書をアップロードするのみ。簡単に済みますし、経理の私もやりとりする手間が全くなくなりました。
そして、集められた証憑データは月毎に一括ダウンロードできるんです。今までやっていた全カードの全取引、1つ1つの管理画面上で証憑データをダウンロードし、証憑登録ツールに取り込むという作業がなくなりました。
しかも、それぞれの証憑データには電子帳簿保存法の命名規則に沿った名称が付けられていて驚きました。UPSIDERカードのおかげで、電子帳簿保存法への対応もラクになりました。
▼証憑データには、電子帳簿保存法の命名規則にそった名称が自動付与される。一括ダウンロードも可能!
導入企業インタビュー
- インタビューに答えてくださった方:執行役員 Kさん
ーUPSIDERのリアルカードはどのような場面で利用していますか?
社内メンバーや社外のパートナーとの会食など、おもに飲食で利用しています。
ーUPSIDERカードにしたメリットを感じていますか?
証憑データのアップロードとメモを同一画面で入力できるので、経費の申請がとてもスムーズになったと感じています。そして、ログインのたびにファーストビューで、あとどのくらい自分が利用できるのかが表示されるので、わかりやすいなと思っています。日々利用する管理画面の見やす・使いやすさはやはり重要です。
また、UPSIDERカードのポイント還元率は1.0%〜1.5%と高いので、毎月多くのキャッシュバックポイントを得ることができます。経費削減になり、とても助かっていますよ。
UPSIDERカードのメリット|人気の理由とは?
UPSIDERカードはスタートアップ企業をはじめとする60,000社以上もの企業が利用しています。
なぜUPSIDERカードが支持されているのか、理由は一般的な法人カードにはない次のようなメリットがあるからです。
- 年会費無料かつ発行可能枚数無制限
- 利用限度額は最大10億円
- ポイント還元率が1.0%〜1.5%と高い
- 不正利用があった場合も2,000万円まで補償
- 稟議承認のフローを組める
- 電子帳簿保存法に対応
- 3Dセキュア認証に対応済
- 利用企業向け優待プログラムのサービスが豊富
UPSIDERカードのメリット
メリット1.年会費無料かつ発行可能枚数無制限
UPSIDERカードは年会費無料で発行手数料も無料です。バーチャルカード・リアルカード・オンデマンドカード、どれも何枚でも発行できます。
一般的な法人カードは発行可能枚数に制限があるケースも多いため、UPSIDERカードの魅力と言えます。
バーチャルカードとオンデマンドカードは、上記の画像のとおり、管理画面から必要情報を入力したらクリックするだけで即時発行が可能です。
またリアルカードは最短3営業日での発行ができ、届いたら付与番号を与えるだけで利用開始できます。
プロジェクトごとのカード利用や、各部署の消耗品購入用にカードを発行するなど、自由度が高い点が魅力です。
メリット2.利用限度額は最大10億円
UPSIDERカードは、審査の結果によって利用限度額が最大10億円、1ヶ月あたりの利用限度額を1億円以上に設定可能です。
一般的な法人カードの場合、スタートアップ企業に利用限度額1億円以上が与えられるケースは珍しいのですが、UPSIDERは審査基準が異なるため実現可能となっています。
通常、法人カードの限度額を上げようとすると審査が厳しく、決算書は代表の個人補償などの資料が必要になり、過去の財務データや業績で精査されるケースがほとんどです。創業からまもないスタートアップ企業にとって、そういった法人カードの審査に通ることは難しいでしょう。
UPSIDERは新たに必要な資料はなく、将来のキャッシュフローを加味したデータや、AIによる与信アルゴリズムによって審査されます。現在ではなく、企業の未来を見越した審査をおこなうため、一般的な法人カードよりもスピーディーに限度額を引き上げられるのです。
メリット3.ポイント還元率が1.0%〜1.5%と高い
UPSIDERカードは毎月の利用額に応じてポイントが貯まり、基本還元率は1.0%〜1.5%です。
多くの法人カードは、ポイント還元率0.5%の場合が多いため、UPSIDERは法人カードにおいて高還元率といえるでしょう。さらに、月間の決済額が大きくなるほど、ポイント還元率が上がる制度もあります。
前月の決済分のポイントが毎月1日に付与されます。自動でポイント分を差し引いた額で請求されるスムーズなキャッシュバック方式が採用されています。
なお、公共料金や税金の支払いはポイント対象外であること、ポイントの利用期限は付与日から半年間であることには注意が必要です。
メリット4.不正利用があった場合も2,000万円まで補償
UPSIDERでは、カードの紛失・盗難・不正利用に対して2,000万円まで補償してくれます。
具体的には、UPSIDERカードは紛失・盗難・不正利用の連絡を受け取った日から60日前までの不正使用による損害が補償の対象です。
また紛失や盗難にあった場合は、カード即時ロック機能によって管理画面ですぐに利用停止が可能です。用途によってはオンデマンドカードを活用し、利用期間を制限することもできます。
メリット5.稟議承認のフローを組める
UPSIDERのなかで稟議承認のフローを組めるため、ほかのツールを使って別にフローを構築する必要はありません。また、事前申請・事後申請どちらも可能なため、企業ごとの運用フローに合ったほうを選べます。
「10万円以上の決済は稟議が必要」のように、通常、一定の金額以上は稟議が必要になるでしょう。一般的には別のツール、もしくは紙媒体で稟議書を提出し、承認してもらったのちにカードを利用できます。稟議から決済までの流れをひとつのツールで見られず、稟議に通っている決済かどうかは別のツールでチェックしなければなりません。
UPSIDERカードならノンストップで管理できるため、チェックする工数を減らせます。
メリット6.電子帳簿保存法・インボイス制度に対応
証憑ファイルの管理画面
UPSIDERカードは電子帳簿保存法に無料対応しています。決済後、ユーザー側で改ざんできないカードの決済情報に証憑ファイルを紐付け、リアルタイムで証憑を管理可能です。
また、証憑はSlack連携機能やアプリを使ったり、メールに添付されている電子データだったりとアップロード方法がいくつもあるため、運用フローにあった方法でおこなえます。
また、インボイス制度に関しても従業員がアップロードした領収書をAIが自動で解析、「登録番号」「事業者名」を読み取り事業者登録状況の判定を行う便利な対応機能などがあります。
メリット7.3Dセキュア認証に対応済
UPSIDERカードは3Dセキュア認証に対応しており、Visaが提供するイシュア向け3Dセキュアサービス「VCAS(Visa Consumer Authentication Service)」の仕組みを採用しています。
3Dセキュア認証とは
3Dセキュア認証とは、インターネット上で安全にクレジットカードを利用するための本人認証の仕組みです。オンライン決済時、カード番号や有効期限などのカード情報に加え、Visaのリスク判定をおこなうことにより、不正利用を防ぎます。
UPSIDERカードは、3Dセキュア認証や利用額・利用期間の制限など、あらゆる角度から不正利用を防げます。
メリット8.利用企業向け優待プログラムのサービスが豊富
UPSIDERカードには、利用企業向けにビジネスに役立つ優待サービスが付帯しています。優待の一例は、下記のとおりです。
- Google Workspace利用料5%OFF
- GCP利用料5%OFF
- Notionプラスプランが6ヶ月無料
- Zoom有料プラン約25%OFF+3ヶ月間無料
- AWSからのクレジットを最大5,000ドル付与
- クラウドワークスのスカウト300通分(¥16,500相当)プレゼント
優待サービスの一例
*2024年10月時点
使ってみたいと思っていたサービスをお得に試せる機会にもなり、さらなる業務効率化を後押ししてくれるでしょう。
UPSIDERカードのデメリット
UPSIDERカードは企業にとって便利な法人カードですが、いくつかデメリットもあります。
- 個人事業主は利用不可
- 国際ブランドはVISAのみ
- 公共料金や税金の支払いはポイント付与対象外
- 旅行傷害保険などの出張時に便利な付帯サービスはない
UPSIDERカードのデメリット
デメリット1.個人事業主は利用不可
現在のところは残念ながら個人事業主やフリーランスはUPSIDERカードを利用できません。法人に限り申し込みが可能です。
個人事業主におすすめのクレジットカードはこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
デメリット2.国際ブランドはVISAのみ
UPSIDERカードの国際ブランドはVISAのみのため、VISA加盟店でしか利用できません。
ただし、VISAは日本においてシェア率No.1、かつ世界中に加盟店が豊富です。海外通貨でも決済ができるため、VISAなら幅広く使いやすい国際ブランドと言えるでしょう。
デメリット3.公共料金や税金の支払いはポイント付与対象外
UPSIDERカードにはポイント制度がありますが、公共料金や税金の支払いは残念ながらポイント還元の対象外です。
デメリット4.旅行傷害保険などの出張時に便利な付帯サービスはない
UPSIDERカードには、旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯保険がありません。決済サービスと経費管理に特化しているためです。
次の章で紹介する「JCB一般法人カード」や「三井住友カード ビジネスオーナーズ」などの保険付帯の法人カードを別に持つことも検討してみましょう。
UPSIDERカードと類似する法人カードを比較
UPSIDERカードと同じく、年会費無料の法人カードでスタートアップ企業向けの「paild」ほか、3種類の人気法人カードをピックアップしました。比較・検討してみてください。
UPSIDER |
マネーフォワード ビジネスカード |
paild |
バクラクビジネスカード |
JCB法人カード(一般) |
三井住友カードビジネスオーナーズ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 1,375円*2 | 永年無料 |
追加カードの年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,375円/枚 | 無料 |
国際ブランド | ||||||
決済方式 |
|
|
プリペイド式*1 | 後払い式 | 後払い式 | 後払い式 |
発行枚数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 複数枚 | 18枚まで |
利用限度額 | 最大10億円 |
|
|
1億円以上/月 | 10万~100万円 | ~500万円 |
明細への反映 | 即時 | 即時 | 即時 | 即時 | 利用した加盟店からJCBへ売り上げデータが到着次第(加盟店によって異なる) | カードを利用した日から2~3日後 |
旅行傷害保険 | なし | なし | なし | あり | あり | あり |
カード別利用限度額の設定 | あり | あり | あり | あり | あり | なし |
Slack通知機能 | あり | なし | なし | あり | なし | なし |
*1 後払い式もリリース予定
*2 オンライン入会の場合は初年度無料
JCB一般法人カードや三井住友カード ビジネスオーナーズの場合は、追加カード発行に制限があったり利用限度額の引き上げが難しかったりするため、事業の成長期を見越して考えると不安となる一面もあります。
paildも類似のサービスでありスタートアップ企業にとって便利な法人カードですが、2024年10月時点で利用できるのはプリペイド式のみです。後払い式を求める場合は、UPSIDERカードが向いているでしょう。
UPSIDERカードの申し込みから発行までの流れ
必要書類
- 申請者が代表者本人の場合は顔写真付きの身分証のみ
- 申請者が代表者本人以外の場合は顔写真付きの身分証+委任状
- バーチャルカードは審査完了後に即時発行
- リアルカードは最短3営業日(発行リクエストを行った場合)
カードが発行されるまでの期間
UPSIDERカードの申し込みは、公式サイトからおこないます。
後払いプラン、保証金プランのどちらか希望するプランを選び「お申し込みへ」をタップしてください。その後の流れは、申し込む人やプランごとによって異なります。
申請手順 | 内容 |
---|---|
STEP1.公式サイトの申し込みページへアクセス | 必要情報入力・財務状況の回答 |
STEP2.本人確認手続き |
|
STEP3.アカウント発行・審査 | 銀行口座情報の連携・利用枠の審査 |
STEP4.カード発行 | 利用可能枠の通知が届いたあと開始可能 |
申請手順 | 内容 |
---|---|
STEP1.公式サイトの申し込みページへアクセス | 必要情報入力 |
STEP2.本人確認手続き |
|
STEP3.保証金を振り込む | 事前入金した金額が利用可能額 |
STEP4.カード発行 | カード利用額へ反映され次第、利用可能 |
委任状はフォーマットがあるため、本人以外が申し込む場合は事前に記入しておきましょう。本人が申し込む場合は、すべてオンライン上の手続きで完結しますが、代理人の場合は所在地確認のため郵送での書類送付も必要です。
本人による申し込みなら、手続き内容に問題がない場合、申し込みから3営業日ほどでアカウント開設が可能です。
UPSIDER
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
特長
- 最大10億円の利用限度額
- リアルカード・バーチャルカードともに何枚でも年会費無料
- 電子帳簿保存法対応
- インボイス制度に対応
- カードごとに支払い先や限度額を設定できる
UPSIDERカードについてよくある質問
ここでは、UPSIDERカードについてよくある質問に回答します。UPSIDERカードの導入を検討している企業は、ぜひ参考にしてください。
- UPSIDERカードの使い方は他の法人カードと違うの?
- UPSIDERカードで貯まったポイントの使い道は?
- UPSIDERカードはETCカードを発行できる?
UPSIDERカードについてよくある質問
Q1.UPSIDERカードの使い方は他の法人カードと違うの?
UPSIDERカードは前払い式と後払い式、どちらも選択できるという点で他の法人カードと異なります。
また、3種類のカードを選択することができ、それぞれに幅広い機能が付帯しているのが特徴です。部署やプロジェクトごとに使い方を変えて活用できます。UPSIDERカードのさまざまな機能を活用することで、日々の経費管理が格段にラクになるでしょう。
Q2.UPSIDERカードで貯まったポイントの使い道は?
UPSIDERでは、自動でポイント分を差し引いた額が付与される「支払い額充当方式」が採用されています。毎月1日に前月決済確定分が付与されます。
ポイント還元率は一部の利用を除き1.0%〜1.5%。高還元率です。支払いをUPSIDERカードに集約すれば、経費削減の大きな手段となるでしょう。
Q3.UPSIDERカードはETCカードを発行できる?
残念ながらUPSIDERカードではETCカードは発行できません。
社用車が複数あり、ETCカードで支払いを一元化したい場合はJCB法人カードがおすすめです。何枚でもETCカードを発行できます。
UPSIDERはスタートアップ企業との相性抜群
UPSIDERは、オンライン決済限定のバーチャルカード、実店舗とオンラインどちらでも決済できるリアルカード、利用期間も設定できるオンライン限定のオンデマンドカードの3種類のカードを、年会費無料で無制限に発行できます。用途に合わせて使い分けができ、カードに部署名やプロジェクトの名前をつけるなど各企業の運用方法に合わせて利用可能です。
利用限度額が審査によって最大10億円にもなる点が一般的な法人カードと大きく異なる点のひとつです。限度額の引き上げの対応も迅速という口コミもありました。
さらに明細データがリアルタイムで見られたり、証憑をアプリやSlackを使ってアップロードしたりなど、経理の作業負担を減らせるため、より力を入れたい業務へ人手を回せるようになるでしょう。