法人カードのおすすめ
Suicaにチャージが可能な法人カード7選|交通費精算を効率化
投稿日:21.06.16
更新日:24.09.12
「通勤用のSuicaは会社の経費だから会社の法人クレジットカードからチャージしたい」
法人カードからSuicaへチャージする方法は非常に限られており、オートチャージする方法はありません。
法人カードからSuicaへチャージするおすすめの方法と、Suicaへのチャージに適している法人カードをご紹介していきます。
ビュー法人カード
年会費 | 524円(税込) |
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還元率 | なし |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
この記事の監修者
手塚大輔(てづか・だいすけ)ファイナンシャルプランナー/証券外務員
法人カードではSuicaへオートチャージはできない
自動改札機にタッチするだけで、Suicaの残高へクレジットカードから自動で入金(チャージ)ができるオートチャージ機能。
個人用のクレジットカードで、日常的にオートチャージを利用している方も多いでしょう。
しかし、法人カードからはSuicaにオートチャージすることはできません。
JR東日本は法人向けにVIEW法人カードを発行していますが、VIEW法人カードでもSuicaへのオートチャージは不可能です。
法人カードからSuicaへのオートチャージができない理由と、VIEW法人カードを作るメリットについて詳しく解説していきます。
法人カードからSuicaへオートチャージできない理由
法人カードからSuicaへのオートチャージができない理由は、オートチャージ分について、誰がいつ使ったのかを把握することが困難になってしまうためです。
Suicaは交通費だけでなく、コンビニや飲食店などでキャッシュレス決済手段としても利用できることから、従業員の私的利用など不正の温床となる可能性も否定できません。
そのため、法人カードからSuicaへオートチャージすることは不可能となっています。
VIEW法人カードを作るメリットとは?
VIEW法人カードは、カード型のSuicaにチャージができる唯一の法人カードです。
VIEW法人カード以外の法人カードは、カード型Suicaにチャージすることができませんが、VIEW法人カードであれば、JR東日本の多機能券売機とエキナカATMでカード型Suicaにチャージすることが可能です。
ビュー法人カード
年会費 | 524円(税込) |
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還元率 | なし |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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VIEW法人カードはカード型Suicaにチャージできる唯一の法人カードですが、その他にもさまざまな特典があります。
VIEW法人カードのメリットについて詳しく見ていきましょう。
券売機とエキナカATMでSuicaへのチャージが可能
VIEW法人カードはSuicaへのオートチャージを行うことはできませんが、券売機とエキナカATMからカード型Suicaにチャージができます。
カード型Suicaにチャージできる法人カードを探している人にとっては、VIEW法人カードは唯一の選択肢だといえます。
VIEW法人カードのメリット
カード型Suicaにチャージできる点以外にも、VIEW法人カードには次のメリットがあります。
- JR系列ホテルの宿泊料金が20%オフ
- 駅レンタカーの利用代金10%オフ
- 支払いサイトが長い
VIEW法人カードは、ホテルやレンタカーの代金の割引など、出張が多い法人にはメリットのある特典が多数用意されています。
さらにVIEW法人カードは支払いを振り込みで行う場合、毎月10日締め・翌月20日払いとなり、支払いサイトが最長で71日にもなります。
そのため、資金繰りに余裕ができ、キャッシュフローの改善も期待できます。
VIEW法人カードのデメリット
VIEW法人カードにはポイント制度がありません。
「法人カードでポイントを貯めたい」という人には、不向きなクレジットカードだと言わざるを得ません。
また、ETCカードの年会費がかかってしまうのも、ETCカード年会費が無料となっているクレジットカードが多い中ではデメリットです。
法人カードからSuicaへチャージする2つの方法
VIEW法人カード以外の法人カードから、カード型のSuicaに直接チャージすることはできませんが、次の2つの方法であればSuicaチャージすることが可能です。
- モバイルSuicaにチャージする
- Apple Pay経由でチャージする(Apple社製端末の場合)
法人カードからSuicaにチャージする2つの方法について、詳しく見ていきましょう。
「モバイルSuica」へチャージする
法人カードからSuicaにチャージする1つ目の方法は、モバイルSuicaにチャージすることです。
モバイルSuicaとは、Suicaの機能を搭載したアプリで、スマホのおサイフケータイ機能と連動しています。
カード型のSuicaを持ち歩かなくても、スマホ一つで電車・バスに乗ることができ、買い物もできるので非常に便利です。
モバイルSuicaにはチャージ用のクレジットカードとして、法人カードの登録が可能です。
法人カードの登録後、次の手順でモバイルSuicaにチャージをすることができます。
- モバイルSuicaのメニューから「入金(チャージ)」を選択
- チャージ額を入力
- クレジットカード入金を選択
最近はモバイルSuicaを利用しているユーザーも増えており、多くの人がこの方法で法人カードからのチャージを行うことができます。
また、モバイルSuicaは主要国際ブランドに対応しているので、基本的にはほぼ全ての法人カードを登録することができます。
Apple Pay経由でチャージする
法人カードからSuicaにチャージする2つ目の方法は、Apple Pay経由でのチャージです。
Apple PayはiPhoneやApple Watchで利用できる端末決済サービスで、クレジットカードを登録しておけば、コンビニや飲食店などのさまざまな対応店舗で決済することができます。
Apple PayにはSuica機能も搭載できるので、Apple PayにSuicaの情報と法人カードの情報を登録しておくことで、法人カードからSuicaへのチャージを行うことが可能です。
電子マネー使用可能|Suicaチャージに適した法人カード
VIEW法人カード以外の法人カードからSuicaへのチャージは、モバイルSuicaかApple Pay経由でのチャージとなりますが、これら2つの方法に適した法人カードにはどのようなものがあるのでしょうか?
iPhoneやApple WatchなどのユーザーはApple Pay対応している法人カードでなければ、Apple PayのSuicaを利用してクイックチャージすることはできません。
iPhoneやApple Watchなどのユーザーでもチャージができる、Apple Pay対応のおすすめ法人クレジットカードを紹介します。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズ
年会費 | 永年無料 |
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還元率 | 0.5〜1.5%※ |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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※対象の三井住友個人カードと2枚持ちで最大1.5%還元
キャンペーン情報
- 新規入会&条件達成で10,000円相当のVポイントプレゼント!
三井住友カードの法人代表者と個人事業主向けのビジネスカードです。
年会費が永年無料のうえ、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付いているので、コスパのよい魅力的なカードであるといえるでしょう。
また三井住友の個人カードも所有すれば、ビジネスオーナーズ利用時に特定の加盟店で最大1.5%のポイント還元があるので、ポイントを貯めやすいのが魅力です。
いつも利用する店が決まっている人や年会費が無料のカードがいいという人には、メリットがあります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 22,000円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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※プロモーションを含みます
キャンペーン情報
条件達成で最大3,000円キャッシュバック(2023年12月31日まで)1.セゾン公式アプリ「セゾンPortal」またはNetアンサーにログイン
2.本キャンペーンにエントリー
3.エントリーしたカードにて対象のサービスを新規で利用・登録
プラチナカードでありながら年会費が22,000円(税込)と安価で、追加カードも年会費3,300円(税込)で保有できるのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エクスプレス・カードの大きなメリットです。
国内外1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」や専任コンシェルジュ、名門コースでのゴルフレッスンやイベントを優待料金で利用できる「セゾンプレミアムゴルフサービス」など、会員向けサービスが非常に充実しています。
Suicaへのチャージだけでなく、メインの事業用カードとして利用したい1枚です。
法人名義では加入できないため、オーナー社長や個人事業主向けのクレジットカードだといえるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 | 36,300円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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※プロモーションを含みます
新規入会特典
<合計190,000ボーナスポイント獲得可能>カード利用ボーナス:入会後4ヶ月以内に合計100万円のカード利用で20,000ボーナスポイント
カードご利用ボーナス2:入会後6ヶ月以内にAmazonなどの対象加盟店で合計400万円のカード利用で100,000ボーナスポイント
通常利用ポイント:入会後、合計400万円以上のカード利用で40,000ポイント獲得可能
カード付帯特典:入会後1年以内に合計200万円のカード利用で30,000ボーナスポイント
高いステータスを誇るアメックスゴールドです。
年会費はやや高いかもしれませんが、国内外の空港ラウンジ無料利用や充実した補償をはじめ、会員専用のホテルやレンタカーの予約サイトなど、出張に活用できる付帯サービスが多数あります。
また、補助金や助成金などを検索できる会員限定のサイトなど、ビジネスオーナーにうれしい機能も充実しており、Suicaへのチャージ以外にも多くの場面で活用できるクレジットカードです。
JCB一般法人カード
JCB法人カード(一般)
年会費 | 初年度無料※ 2年目以降1,375円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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※オンライン入会の場合のみ
キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会で最大3,000円、利用条件クリアで最大30,000円のJCBギフトカードプレゼント(2023年3月31日(金)まで)・使用者追加・同時入会で最大9,000円プレゼント!(使用者1名につき3,000円、最大3名までが対象)
JCBカードのオーソドックスな法人カードです。
年会費は1,375円(税込)と安価で、個人事業主や家族経営向けのクレジットカードです。
基本還元率は0.5%ですが、海外での利用でポイント2倍になり、さらに海外旅行傷害保険が最高3,000万円も付帯されているので、福利厚生で海外旅行に行く法人などにおすすめです。
オリコEX Gold forBizM
EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)
年会費 | 初年度無料 2年目以降2,200円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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オリコEX Gold for Biz Mは、年会費2,200円(税込)で保有できるゴールドカードです。
年会費は安いですが、国内主要空港とハワイ・ホノルル、韓国・仁川の空港ラウンジを無料で利用でき、海外旅行傷害保険最高2,000万円・国内旅行傷害保険最高1,000万円が付帯されるなどサービスが充実しています。
オリコビジネスカードスタンダード
オリコビジネスカードスタンダード
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込) |
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還元率 | - |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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オリコのコーポレートカードという位置付けのクレジットカードです。
最大20枚まで発行可能で、限度額も最大1,000万円という超高額まで対応しているので、従業員が多い企業が利用できるクレジットカードです。
ETCカードも無料で発行できるので、Suicaへのチャージだけでなく交通費全般の支払いにも活用できるでしょう。
年会費も1,375円(税込)と非常に安価で、カードの保有コストを抑えながら付帯サービスを利用することが可能です。
従業員が多い企業は導入を検討してみましょう。
モバイルSuicaから自動で取り込む「SmartGo」とは?
法人の交通費精算は大きな事務的負担になります。
そこで、従業員のSuicaの利用履歴と会計ソフトを連動させて、交通費精算事務を円滑化したSuicaが「SmartGo」です。
SmartGoとは、次の流れで従業員の交通費精算を円滑にするシステムです。
- 法人カードからモバイルSuicaへチャージ
- モバイルSuicaで交通機関を利用
- 移動経路や利用額等の履歴をSmartGoのサーバに自動取り込み
SmartGoを活用すれば、従業員は経費を申請する手間がかからず、会社側も従業員から申請された交通費の精算や振り込み事務を行う必要がなくなります。
また、移動経路なども把握できるので、従業員が会社のカードからチャージしたSuicaを私的に利用することを防ぐこともできます。
月額料金は1ユーザーあたり880円(税込)、10ユーザーで8,800円(税込)ですが、振込手数料などを節約できるので、導入企業にはメリットが大きいようです。
この記事のまとめ
法人カードからSuicaへオートチャージすることはできません。
また、法人カードからカード型Suicaに直接チャージできるのは、VIEW法人カードだけです。
しかし、「ふだん使っている他の法人カードからチャージしたい」と考える経営者や経理担当者も多数いることでしょう。
そのような場合は、「モバイルSuicaへチャージする」か「Apple Payを使用する」という方法を利用しましょう。
これらの方法であれば、ほとんどの法人カードでSuicaへのチャージを行うことができます。
ポイント還元率や付帯サービスなどにおいて、自社のニーズをもっとも満たしている法人カードからSuicaへのチャージを行うのがよいでしょう。