法人カードのおすすめ
ビジネスにおすすめのJCBカード4枚の特徴と便利な事業サポート
投稿日:21.04.25
更新日:22.04.01
日本の唯一の国際ブランドであるJCB。
JCBカードはポイント還元や保険や法人サポートが充実しているクレジットカードとして人気です。
しかし「JCBと他の国際ブランドの違いが分からない」「JCBカードにもたくさん種類があるのでどれを選んでいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか?
JCBの法人カードを使うメリット・デメリットやおすすめのJCBカード、他の国際ブランドとの違いについて詳しく解説していきます。
JCB CARD Biz(一般カード)
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込) |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会&利用で最大20,000円分のAmazonギフト券(Eメールタイプ)プレゼント(2022年9月30日まで)当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
JCB法人カードの4つの特徴
JCBの法人カードには他の国際ブランドの法人カードと比較して主に以下の4つの特徴があります。
- 保険が手厚い
- OkiDokiポイントが貯まる
- 法人専用のサポートが充実している
- オンラインサービスが便利
保険やポイント還元だけでなく、サポート面でも法人経営が円滑化するような様々なサービスが用意されています。
JCB法人カードの4つの特徴について詳しく解説していきます。
保険が手厚い
JCB法人カードはビジネスで出張などを行う法人や個人事業主が活用できる保険が充実しています。
- 旅行保険:国内・海外旅行中のトラブルや病気や怪我などに必要な費用を補償してくれる
- ショッピング保険:カード決済した商品などに破損や存在があった場合の費用の一部を補償してくれる
最もスタンダードなJCB法人カードにも旅行保険とショッピング保険が無料付帯されているので、国内・海外のへの出張が多い事業者の方や、高額な仕入れをする事業者の方も安心です。
法人カードの中には「ショッピング保険や国内旅行保険がついていない」というものも多いですが、JCB法人カードにはどちらの保険も無料付帯されています。
OkiDokiポイントが貯まる
JCBカードを利用するとOkiDokiポイントが貯まります。
JCB法人カードでは、カード利用額1,000円あたり1ポイントが付与されます。
1OkiDokiポイント=約5円相当ですので、還元率は0.5%です。
OkiDokiポイントは様々な方法に活用できます。
- ポイントでカード代金を決済
- 他社のポイントへ移行
- マイルへ移行
- 商品と交換
OkiDokiポイントは、他のカードと比較して他社ポイントとの互換性が高いので、広く活用することができます。
OkiDokiポイントは、以下の他社ポイントやマイルと交換可能です。
nanacoポイント | dポイント | Pontaポイント |
ビックポイント | ビックネットポイント | ベルメゾン・ポイント |
ジョーシンポイント | 楽天ポイント | セシールスマイルポイント |
楽天Edy | カエトクカード | スターバックス カード チャージ |
WAONポイント | Pontaポイント | JALマイレージバンク |
ANAマイル | ANA SKY コイン | デルタ航空 スカイマイル |
また、法人カードは経費の支払いで金額が大きくなりがちなのでポイントも貯まりやすいと言えます。
ポイントを上手に活用することによって経費削減にもつながるでしょう。
法人専用のサポートが充実
JCBカードの大きな特徴の1つが、法人専用のサポートが非常に充実しているという点です。
JCBカードは国内の様々な企業と連携して以下のような法人向けサービスを展開しています。
提携サービス | 内容 |
---|---|
freee | freeeとJCBカードの利用状況をAPI連携可能 →「法人ベーシックプラン」「個人スタンダードプラン」の初年度年会費が15%OFF |
弥生 | 弥生会計とJCBカードの利用状況をAPI連携可能 →「弥生会計オンライン」の初年度年会費が0円に |
JR東海「エクスプレス予約」サービス | 東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービスの「エクスプレス予約」でカード決済可能 |
じゃらんコーポレートサービス | じゃらんと契約をした企業だけが利用できる法人限定の安価なシークレットプラン「JCS限定プラン」が利用できる |
アスクル | 事務用品やオフィス家具などをWebまたはFAXで注文可能 →当日or翌日に配送可能 |
福利厚生倶楽部 | リロクラブの「福利厚生倶楽部」に登録している保養所・スポーツクラブ・育児サポート等の全国の福利厚生サービスを格安料金で利用できる |
カードによって適用される提携サービスは異なります。
じゃらんコーポレートサービスや福利厚生倶楽部は、本来は企業ごとに契約しなければ利用することができないサービスです。
これらのサービスをJCB法人カードに加入しているというだけで利用することができるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
オンラインサービスが便利
JCB法人カードの会員になると「MyJCB」へいつでもログインすることができます。
「MyJCB」では会社にいながら様々な手続きをすることが可能です。
- 24時間無料でカードの利用状況を確認可能
- 支払方法の変更
- 現在のポイント数や有効期限の確認
- 従業員への追加カード、ETCカード、QUICPayなどのカードの追加
- ポイントアップサイト「Oki Doki ランド」での買い物
- 顧客情報の変更
- カード紛失・盗難時の手続き
- 解約
- その他各種問い合わせ
特に利用明細には「支払い先」「金額」「日付」が記載されるので、経理には非常に便利です。
オンラインサービスでできることが多いというのもJCB法人カードのメリットです。
JCBカードのデメリット
JCBカードには他の国際ブランドと比較した場合のデメリットもあります。
- 海外で使える店舗が少ない
- 国内大手でも使えない店舗がある
JCBは海外だけでなく国内でも使えない店があり、汎用性という点では他の国際ブランドと比較して少々使いづらさを感じる場合もあります。
JCB法人カードのデメリットについて詳しく解説していきます。
海外で使える店舗が少ない
JCBは日本の国際ブランドです。
そのため、海外の国際ブランドであるVISAやMastercardと比較して、海外の加盟店数が圧倒的に少ないのが非常に大きなデメリットです。
海外の大型店舗などでは対応している場合もありますが、個人店などでは利用できないことも少なくありません。
海外出張の多い会社や個人事業主の方はJCB法人カードを契約しても活用できない可能性があります。
国内大手でも使えない店がある
JCBは日本国内大手でも利用できない店舗もあるので注意が必要です。
例えば以下のような店舗ではJCBに対応していません。
- スシロー
- コストコ
- ブロンコビリー
スシローでの食事代をJCBカードで支払うことや、会社の備品をコストコで仕入れる際にJCBカードを使うことはできません。
またネットショッピングでも、JCBカードでは決済できないサイトもあります。
さらに、QRコード決済でも、JCBカードが使えないことが多々あります。
- PayPay
- 楽天ペイ
これらのメジャーどころのQRコード決済では、JCBカードからチャージすることはできません。
「国内でしか利用しないからJCBでも問題ない」と考えてJCB法人カードを契約しても、実際にはよく利用する店舗やサービスでJCB法人カードが利用できなかったということは珍しい話ではありません。
事前に国内のJCBカードが使えない店についてもリサーチしておきましょう。
おすすめJCB法人カード4選
JCBの法人カードとしておすすめなのは以下の4つのカードです。
- JCB CARD Biz(一般カード)
- JCB法人カード
- JCBゴールド法人カード
- JCBプラチナ法人カード
それぞれのカードの特徴や年会費などについて詳しく解説していきます。
JCB CARD Biz(一般カード)
JCB CARD Biz(一般カード)
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込) |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会&利用で最大20,000円分のAmazonギフト券(Eメールタイプ)プレゼント(2022年9月30日まで)JCBカードBiz(一般カード)は、法人の代表者または個人事業主が個人名義で契約できるクレジットカードです。
初年度年会費無料でありながら、旅行保険とショッピング保険も無料付帯されている点は、保険が充実しているJCBカードならではのメリットと言えるでしょう。
ただし、追加カードを発行することはできないので、「従業員にもカードを持たせたい」という場合には、別のクレジットカードを契約しなければなりません。
JCB法人カード
JCB法人カード(一般)
年会費 | 初年度無料※ 2年目以降1,375円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
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※オンライン入会の場合のみ
キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会で最大3,000円、利用条件クリアで最大30,000円のJCBギフトカードプレゼント(2023年3月31日(金)まで)・使用者追加・同時入会で最大9,000円プレゼント!(使用者1名につき3,000円、最大3名までが対象)
JCB法人カードは法人名義で契約可能な年会費が非常に安いクレジットカードです。
初年度年会費無料、2年目以降の年会費も1,375円でありながら旅行保険もショッピング保険も契約することができます。
追加カードも発行することができるので、従業員にカードを持たせたい法人が利用を検討するとよいでしょう。
JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カード
年会費 | 初年度年会費無料(オンライン入会の場合のみ) 2年目以降11,000円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会で最大6,000円、利用条件クリアで最大19,000円のJCBギフトカードプレゼント(2022年9月30日まで)・使用者追加・同時入会で最大9,000円プレゼント!(使用者1名につき3,000円、最大3名までが対象)
JCBゴールド法人カードの年会費は一般カードよりも高くなりますが、以下の点で一般カードよりもメリットがあります。
- 限度額が大きい
- 旅行保険の金額が大きい
- 国内でのショッピングも補償される
- 空港ラウンジサービス
- JCBゴールドグルメ優待サービス
限度額や付帯保険の補償金額が大きいだけでなく、空港ラウンジサービスまで利用できるのは、ゴールドカードならではの大きな魅力です。
JCBプラチナ法人カード
JCBプラチナ法人カード
年会費 | 33,000円(税込) |
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還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
キャンペーン情報
・【Web限定】新規入会で最大10,000円、利用条件クリアで最大20,000円のJCBギフトカードプレゼント(2022年9月30日まで)・使用者追加・同時入会で最大9,000円プレゼント!(使用者1名につき3,000円、最大3名までが対象)
JCBプラチナ法人カードは、基本カード・追加カードともに年会費がゴールドカードよりもさらに高額な設定になっていますが、ゴールドカードに以下のサービスが追加されています。
- 限度額の上限は個別設定
- プライオリティ・パス
- グルメ・ベネフィット
- 保険の限度額が充実
プライオリティパスとは、世界中の1,300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できるサービスです。
またグルメ・ベネフィットとは、国内の所定のレストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分の料金が無料になるサービスです。接待などに活用すれば自分のコース料金を無料にすることができます。
JCBカードと他の国際ブランドの違い
JCBは日本の国際ブランドです。
国際ブランドにはJCB以外にもVISAや MastercardやAMEXなどがありますが、2018年時点のJCBとの違いは以下の通りです。
国際ブランド | 加盟店数 | 取引件数 | 特徴 |
---|---|---|---|
VISA | 4720万店 | 1260.7億件 | ・世界シェア1位 ・200以上の国・地域で事業を展開 |
Mastercard | 4720万店 | 596.6億件 | ・世界シェア約33%で2位 ・加盟店はVISAと同数で利便性に問題ない ・世界210以上の国にMastercard対応のATMが設置 |
AmericanExpress | 2330万店 | 72.8億件 | ・世界シェアは約9%で3位 ・JCBとパートナーシップを結んでいるので日本国内でも幅広く利用可能 |
JCB | 3310万店 | 27.9億件 | ・世界シェア2% ・24の国・地域で発行 ・日本国内のシェアはVISAに次いで2番目 ・海外旅行向けのサービスが手厚い |
JCBは国内シェア2位ですので、国内で利用するのであればほとんど問題なく利用できます。
しかし、海外では他のカードと提携している以下の地域でないと、利用できないケースも多くあります。
- AMEXと提携している地域:オーストラリア、ニュージーランド、カナダ
- Discoverと提携している地域:アメリカ
- 銀聯カードと提携している地域:中国
これらの地域に該当しないヨーロッパなどでは、使える店舗が限られてしまうため注意が必要です。
その一方、日本国内でのサービスは最も充実していると言っても過言ではなく、現金の引き出し、分割・リボ払い、ハワイやグアムなどの観光地へ旅行にいく際のサポートなどは秀逸です。
この記事のまとめ
JCBの法人カードには主に4つのメリットがあります。
- 保険が手厚い
- OkiDokiポイントが貯まる
- 法人専用のサポートが充実している
- オンラインサービスが便利
日本の国際ブランドであるJCBは他の国際ブランドよりも保険サービスが充実しており、初年度年会費無料の一般カードでもそれなりに充実した補償を受けることができます。
ただしJCBは海外で使える店舗が少なく、国内の大手飲食店などでも稀に利用できない店舗も存在します。
JCBカードの申し込みを検討する際には、自社が利用する店舗やサービスがJCBカードでの決済に対応しているか事前に確認しておきましょう。