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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは開業初年度から申し込めてステータスも十分
投稿日:21.10.15
更新日:24.09.24
「事業を始め、ビジネスカードを作成したいけどどれがよい?」
「アメックスが良いと聞いたことがあるけど、どこがどう良い?」
といった疑問やお悩みはありませんか?
そこで今回ご紹介するのが、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードです。通称アメックスビジネスグリーンと呼ばれています。
カードには「大切な資産を守る」「安心を提供する」を象徴するセンチュリオンという兵士が描かれ、格式高いデザインがステータスを感じさせますね。
ビジネスグリーンはプラチナ、ゴールドに次ぐスタンダードなカードですが、充実のサービスが特徴で、事業を始めたばかりの方に特におすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
年会費 | 13,200円(税込) |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | |
電子マネー | |
|
※プロモーションを含みます
新規入会特典
<合計40,000ボーナスポイント獲得可能>・入会後4ヶ月以内に合計60万円のカード利用で34,000ボーナスポイント
・入会後、合計60万円のカード利用で6,000ポイント獲得可能
当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が運営者に還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
開業初年度から申し込みができるアメックスビジネスグリーン
アメックスのビジネスカードが魅力的な理由の一つは、開業初年度から申し込めることにあります。
起業して日が浅く、実績が少ない個人事業主の方や中小企業の経営者でも申し込みができます。
アメックスビジネスグリーンが選ばれる3つの理由
アメックスビジネスグリーンの魅力は申し込みのしやすさだけではありません。
特にアメックスビジネスグリーンが選ばれる3つの理由は、以下の通りです。
- 利用限度額に「一律の上限」がないこと
- アメックスビジネスグリーンの年会費
- アメックスビジネスグリーンのポイント・マイルの還元率
以下、これらの3つについて順を追って説明していきましょう。
1.利用限度額に「一律の上限」がないこと
一般的なビジネスカードでは一定の可能な利用限度額を設定しています。
しかし、アメックスのビジネスカードは、「一律の上限なし」としています。
これは、カード利用者の申込書の情報、入会後の利用頻度、支払い実績に応じて、利用できる目安となる利用限度額の枠が決まるということです。
そしてこの決まった限度額は一定ではなく、限度額が上下に変動するということでもあります。
上限額が変動するとき
限度額が変動する例を挙げてみます。
- 限度額が下がる場合…カード払いの滞納をする、大きな金額の支払いをする、キャッシングやリボ払いを利用する、など。
- 限度額が上がる場合…カード払いを長期間一定以上の額で継続利用している、クレジットヒストリー(クレジットカードやローンの支払い実績)に支払いの延滞などがない、電話で利用限度額の引き上げの相談をする(アメックスでは、大きな買い物をする際には相談をするという、カード会社と利用者との間の約束があります。)など。
限度額は、電話で確認、ネットで確認、アプリで確認の3つの確認方法があります。
開業初年度でもアメックスのビジネスカードが申請可能である理由として、クレジットヒストリーに延滞などがないことが考えられます。
支払いが滞りなくされていれば、限度額の枠も上がりますし、ワンランク上のカードへの申請も可能になっていきますね。
2.アメックスビジネスグリーンの年会費
アメックスビジネスグリーンカードの年会費は13,200円(税込)です。
一般的なカードと比べて高額な年会費について悩まれる方もいらっしゃいますが、例えば、出張先で取引先との会食をした支払いでアメックスのビジネスカードを提示したら、あなたのステータスは上がるでしょう。
アメックスのカードをみせるだけで、サービスが変わる店もあると言います。年会費以上のサービスや内容を確認してください。
また、あなたや役員や社員の方が立替払いした経費を、追加カード(家族カードのビジネスカード版)での支払いに変更することで経理事務の効率化が図れます。
1枚当たり年会費6,600円(税込)で立替払いなどの煩雑な業務が解消されますので費用対効果は大きいでしょう。
3.アメックスビジネスグリーンのポイント・マイルの還元率
ビジネスカードでポイント還元率はあまり重要視していない方も多いかも知れません。
アメックスでは、カードのランクで貯まるポイントが変わることはありません。
アメックスビジネスグリーンでもアメックスビジネスゴールド以上のカードと同じようにポイントを貯めることができます。
日常業務で発生した支払いや毎月の支払いをビジネスカードでの支払いにすることで、ポイントを貯めることができます。ポイント還元率は100円=1ポイントです。
ポイントは一度商品などに交換したりメンバーシップ・リワード・プラスに登録したりすると、最長3年間の有効期限が無期限になります。
このポイントプログラムをもっと利用できるようにするために、メンバーシップ・リワード・プラスを利用することをお勧めします。
ポイントが増えるメンバーシップ・リワード・プラス
メンバーシップ・リワード・プラスは、アメックスのポイントプログラムです。(年間参加費3,300円(税込)2年目以降自動更新)登録完了まで、最⼤2週間です。
このポイントプログラムのメリットは以下の通りです。
- ポイントの有効期限が無期限
- 特定利⽤分ボーナスポイントプログラムへの申し込みが可能
- ポイント移⾏、レートアップなど、「貯まる」「使う」の両⾯で充実
- 税込で100円利用ごとに1ポイント
- 1,000ポイントからさまざまな特典と交換可能
メンバーシップ・リワード・プラスに申し込むと、「ボーナスポイントプログラム」に申請できます。これに申請すると、JAL、H.I.S.、Amazon、Yahoo!ショッピング、iTunesStoreなどの対象加盟店でアメックスビジネスグリーンを使うと、還元率が3倍になります。
そして、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していると提携航空パートナーのマイル変換率や、楽天ポイントへの変換率が上がり、ポイント貯まり方が早くなります。
ポイントをマイルに交換する場合の還元率
上記で、提携航空パートナーのマイル変換率がアップすることをお伝えしましたが、日本在住の方であればANAのポイントのマイル変換率がアップすることに関心が向くかもしれません。
ここでは、ポイントをマイルに移行した場合のマイル還元率についてお伝えしましょう。
アメックスは他社のビジネスカードと比較してもANAのマイルへの還元率が良いのが特徴です。
しかし、上記のメンバーシップ・リワード・プラスに登録か未登録かで変換率が変わります。
以下変換率を比較してみましょう。
ANAのマイル還元率は、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合と未登録の場合とで変換率が変わります。
登録済みの場合1,000ポイント=1,000マイル
未登録の場合2,000ポイント=1,000マイル
※ANAマイルに移行するには、メンバーシップ・リワードANAコースに登録することで移行できます。(年間参加費5,500円(税込)2年目以降自動更新)
アメックスビジネスグリーンでANAのポイントを貯めることを目的とされる場合には、「メンバーシップ・リワードANAコース」へ登録することをお勧めします。
メンバーシップ・リワード・プラスとメンバーシップ・リワードANAコースを併用すれば、ANAのマイルを効率的に貯めることができます。(年間4万ポイントが上限です)
ビジネスカード全般で考えると、ポイントからマイルへの変換率が1%というのは高い還元率のようです。しかし、移行手数料は必要とされるところです。
次にJALのマイル変換率を比較してみましょう。
JALのマイルもメンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合と未登録の場合とで還元率が変わります。
登録済みの場合2,500ポイント=1,000マイル
未登録の場合3,000ポイント=1,000マイル
マイル変換率は0.33%~0.4%ですが、マイル変換がないビジネスカードと比較すれば、マイルを求める利用者にとっては、ANAやJALを利用する方には魅力になるでしょう。
マイルを貯める専用ビジネスカードではなく、ポイントとしても使えマイルにも移行できるビジネスカードということを考えるとアメックスビジネスグリーンは、汎用性の高いビジネスカードだと言えるでしょう。
他社の一般ビジネスカードとの比較
アメックスビジネスグリーンは、年会費が高い分、主な一般のビジネスカードは補償、ポイント率、利用限度額は群を抜いています。
利用限度額が一律の上限がないというのは、同業他社の一般カードでは見受けられません。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード |
三井住友カード ビジネスオーナーズ |
JCB CARD BIz一般 |
|
---|---|---|---|
年会費 | 13,200円(税込) | 永年無料 | 1,375円(税込) (初年度0円) |
国内外旅行保険 | 最高5,000万円 | 海外旅行傷害保険のみ 最高2,000万円 |
最高3,000万円 |
ショッピング保険 | 年間最高500万円 | - | 最高100万円 |
ポイント還元 | 現金換算:1.0% マイル:1.0%(ANA) |
現金換算:0.5% マイル:0.5% |
0.5〜0.75% |
限度額 | 一律の上限なし | 500万円*所定の審査があります | 公式サイト参照 |
国内外の旅行保険の補償額の大きさがちがうのが一目瞭然でわかります。
国内外の出張や旅行が多い方に追加カードなどを渡しておけば福利厚生にも大きく寄与します。
アメックスビジネスグリーンはゴールドでもプラチナでもない一般のビジネスカードですが、そのサービスや補償が充実していることが分かっていただけたと思います。
アメックスビジネスグリーンの評判
アメックスビジネスグリーンについて、他社との比較やアメックスビジネスグリーンの特徴などを見てきましたが、アメックスビジネスグリーンの評判はどうなのでしょうか?
ここで、アメックスビジネスグリーンとアメックスビジネスゴールドやアメックスビジネスプラチナとの内容も比較してアメックスビジネスグリーンの利用者の声をみてみましょう。
アメックスビジネスグリーン利用者の声
アメックスビジネスグリーンについて、口コミで「満足度」を聞いた結果が以下の通りです。
「社員用に追加カードを発行することができますし、業務での仕入れや備品の購入、交通費などをカード決済すれば、ポイントも貯めれるので、利便性が決め手でした。会計ソフトのfreeeへのデータ連携が簡単にでき、経理業務や決算を迅速に行えるようになり良かったですし、出張やトラベル関連のサービスも豊富なので便利でした。ランク的には一般ランクのビジネスカードですが、これだけサービスのあるはあまり見ないのでおすすめしたいです。」
(男性/30代/年収600~800万円未満/会社員)
「一般カードなのに空港ラウンジを無料利用できるという点と出張やトラベル関連のサービスが豊富という点です。年会費がゴールドよりも15000円近く安いですしサービスやポイントなど限度額は同じだからです。ゴールドにしようか迷っている場合は海外行かないからグリーンでも良いと思います。ゴールドのほうが年会費高いしですし。迷っているならグリーンにしてETCカードも発行申込みした方が断然良いと思います。」
(男性/30代/年収400~600万円未満/会社員)
「空港にて勧誘を受け即日申し込み。加入の決め手は空港にて勧誘された担当の人柄です。仕事上、飛行機を使用する際は良かったと思うがカードランクが低く入れないラウンジがあるのが不満。勧めるのであればやはりプラチナかゴールドになる。」
(男性/40代/年収400~600万円未満/自営業)
「AMEXは個人で30年はいっている。AMEXの法人担当者から法人も作ってと言われて作った。AMEXの法人担当者から法人もグリーンを作ってと言われて、すぐ作った。AMEXの法人担当者とは20年の付き合い。海外の保険商品、金融商品を買う際、絶大な効果を発揮する。海外の保険商品を買うような人であれば勧める。」
(男性/50代/年収400~600万円未満/法人経営者/年商5000~1億円未満)
「弥生を始め、会計ソフトを利用できるかどうかは、悩みの一つでした。クレジットカード比較サイト上で、ユーザー数が多く、良い口コミが多い気がしました。約2ヵ月、カード発行されるまで、どのくらいかかるのか気になりました。年会費が比較的安く、コストパフォーマンスが良い点で、申し込みに至りました。日本航空と全日空、2トップの航空会社を利用する度に、マイルが貯まりやすく、貯まったマイルをスタバ利用時のポイントとして、カフェ巡りが好きな自分には、向いているなと実感しています。年会費がそこまで高くなく、オンラインショップや実店舗でのお買い物時にポイントとして利用出来たりする等、利用シーンが豊富にある点で、利便性に長けていると思います。」
(男性/20代/600~800万円未満/会社員)
概して、口コミから満足度の高い評価を受けているのが分かります。
口コミにありましたが、ポイント、出張やトラベル関連のサービスが豊富なのに年会費が比較的安く、コストパフォーマンスが良い点というのはアメックスビジネスグリーンが評価されている点と言えるでしょう。
あなたの事業の好循環を生み出していく、事業を軌道に乗せていくために、アメックスのビジネスカードの充実したサービスや補償などが役立つのではないでしょうか。
アメックスビジネスグリーンを使うメリット
他にもまだまだある、アメックスビジネスグリーンの主なメリットを挙げてみましょう。
- 一般カードで空港ラウンジを同伴者1名まで無料利用できる
- 出張・トラベル関連のサービスが豊富なので乗り継ぎなどの時間を有効活用できる
- カード利用情報をクラウド会計ソフトに取り込めるので経理の効率化が図れる
- ポイントの還元率が高く、支払いにもマイルにも使える
- カード利用状況をアプリで確認できるので引き落としになる日付と金額がすぐわかる
- カード利用分の変更したい分だけリボ払いに変更できる
以上については、アメックスのビジネスカード3種類の共通の特徴でもあります。
しかし他社の一般カードと比較して付帯サービスが充実していることや補償が厚いことは、アメックスビジネスグリーンのメリットといえるでしょう。
アメックスは「T&E(Travel&Entertainment)カード」と言われています。旅行やエンターテインメント分野でのサポートを重視しているカードだからだそうです。
アメックスのキャッシュレスの発祥がトラベラーズチェックなどの旅行者向けのサービスが基本ですからT&E(Travel&Entertainment)カードというカテゴリにはいるのでしょう。
ビジネスカードなのにエンターテインメント?と疑問を感じる方もいらしたかもしれません。
対して決済機能などの利便性を重視しているのがVISA、Mastercardで、こちらは「ペイメントカード」と呼ばれています。
根本的に利用者が求められていることが違いますから、同じ一般ビジネスカードでも年会費や補償が違います。
ビジネスカードと言えばペイメントカードのような機能重視のカードをイメージされる方も多いのではないかと思いますが、アメックスは、ビジネスカードと言っても、利用者にとって快適な環境を作ることを追求しているカードだと言えます。
利用者である経営者や個人事業主が、一流ホテルで宿泊することで旅の疲れを休めたり英気を養ったりする。
取引先との商談で会食を取るときに一流のレストランで食を取るから、支払いでアメックスビジネスカードを提示するから、取引先から信用(ステータス)を得る。だから仕事が取れる。
そんな環境を作ることに力を入れているビジネスカードなのでしょう。
アメックスビジネスカード3種類比較表
アメックスのビジネスカードには3種類あり、カードの特徴と、中小企業、個人事業主の方のビジネスカードを利用する目的や用途によってカードの選択ができます。
アメックス・ビジネス・グリーン・カード |
アメックス・ビジネス・ゴールド・カード |
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード |
|
---|---|---|---|
特典 | 新規入会特典でボーナスポイントあり | 新規入会特典でボーナスポイントあり | 新規入会特典でボーナスポイントあり |
入会資格 | 20歳以上 法人の代表者または個人事業主 |
20歳以上 法人の代表者または個人事業主 |
- |
年会費 | 13,200円 | 36,300円 | 165,000円 |
審査・発行期間 | 通常1〜3週間 | 通常1〜3週間 | 通常2〜3週間 |
付与レート | 1%以上 | 1%以上 | 1%以上 |
交換可能マイル | ANAマイル JALマイル スカイマイル |
ANAマイル JALマイル スカイマイル |
ANAマイル JALマイル スカイマイル |
海外国内旅行保険 | 最高5,000万円 | 最高1億円 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 海外年間最高500万円 国内年間最高500万円 |
海外年間最高500万円 国内年間最高500万円 |
海外年間最高500万円 国内年間最高500万円 |
アメックスのビジネスカードの3種類の共通の特徴として、保険の補償額が大きいことや、ポイントがマイルや商品に変換できること、その他空港のラウンジサービスなどがあります。
特に出張や会食が多いビジネスマンには大きなサポートとなるでしょう。
アメックスは、日本で開業して100年以上の業歴があります。そして国内で初めてクレジットカードを世に出したクレジット業界の重鎮です。
現在では、最初からランクの高いゴールドやプラチナに直接申し込んで審査を通過する人もいますが、例えば、2019年3月頃までは、アメックスビジネスプラチナを持つには、アメックスからのインビテーションが必要でした。
これは、アメックスがカード利用者の支払い実績などをみて、ワンランク上のカードを招待する制度です。
アメックスカードの上のカードを持つには、アメックスの招待がないとできなかったことから、ステータスがあるという評価を得ています。
そして、アメックスがインビテーション制を使っていた経緯を考えると、アメックスビジネスグリーンが一番申請しやすいといえるでしょう。
この記事のまとめ
年会費 | 13,200円 |
---|---|
国内外旅行保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間最高500万円 |
ポイント | 現金還元率1% マイル変換率1%(ANA) |
利用限度額 | 一律の上限がない |
■他社の一般カードと比較してもトップレベルの付帯サービスや補償が付くビジネスカード
■口コミで満足度の高いビジネスカード